ツノガエルのアクアテラリウム(滝有り)作り
こんにちは!
今日は題名のとおり、ツノガエルのアクアテラリウム作成について書いていこうと思います。
作成に至った経緯は、これまで毎日行っていた霧吹きの手間を削減すると共に、水を循環させることで持続的な環境維持ができるかを確認したかったからです。
本日の目次についてはこちらになります。
1.アクアテラリウムとは
アクアテラリウムとは、一つの飼育ケージの中に水中部分と陸地部分を共存させる動植物の飼育スタイルです。水陸混在ということで、アクアリウムとテラリウムを組み合わせた造語となっています。
レイアウトを検索すると多くはアクアリウムの上部にちょこっと陸地を使っているのが多いのですが!今回はツノガエルが主役ということで、陸地がメインになっています。
2.用意した道具
今回用意した道具は以下の通りです!
左から、DAISOディスプレイケース、ハイドロカルチャーボール1.5リットル、エアチューブ(黒)、溶岩石、30cmキューブ水槽、ウールマット(粗目&細目)、水作スペースコーナーフィットプラスSサイズ、水作ボトムフィルターM、エキゾテラテラリウムソイル4kg×2
以上になります。
使用したもののリンクはこのブログの最下部にまとめておきます!
3.作成手順
まずは、現在のケージを見ていきます。
30cm×22cmで、少し手狭な感がありますね。
それでは作成していきましょう!
今回初使用のスペースコーナーフィットプラスの開封です。今回は、ボトムフィルターと連結させるのと、陸地メインであるため水深をあまり取れないことから、スペースコーナーフィットの濾過スペースについては使用しません。であるため、開封した状態から…
濾過スペースを取り外して…
底部のカバーと接続します!
カバーは本来穴が埋まっているのですが、ボトムフィルターと接続する際にはニッパー等で切り取りましょう。今回はナイフでパワーしました。
それではボトムフィルターを設置します。30cmキューブ水槽であればMサイズが適当ですね!
ボトムフィルターの付属のジョイントを接続して
スペースコーナーフィットをドッキングさせます。この状態で、最低最深は底から約11cmでした。
それでは、濾過槽の構成に移ります。今回の濾過のコンセプトは生物濾過(植物含む)の重視です。
まずはウールマット(細目)を設置します。
次に、ウールマット(粗目)を設置します。この時、フィルターの吸引口を覆って土等がモーターに噛まないように注意しました。
ここまでの状態を横から見るとこんな感じです。大体、4cm程の厚さになりました。
そうしたら、鉢底ネットを整形してウールマットを固定します。
次に、フィルターの操作部を確保します。
ここも鉢底ネットを使い、通水性を良くして嫌気性菌の繁殖を防ぎます。写真ではハイドロカルチャーボールを敷いていますが、これはミスなので参考にしないでください。
写真にある通り、タイラップを使って固定していきます。
ハイドロカルチャーボールを均して横から撮影した図です。1.5リットルで、大体2cmほどの厚みを確保できました。まずまずだと思います。
そうしたら、ここにも鉢底ネットを置いてソイルとの混在を防ぎます。
次に、テラリウムソイルを流し込みます。こちらは4キロ物を1袋開けたところです。
これで平均の厚みは11cm程度になっています。テラリウムソイルの容量は、4kgで約3.8リットルほどでしょうか?キロ単位で売られている物はリットル換算できないのが困るところですよね…。
合計で6kg分のソイルを入れたら、アクアリウムゾーンのDAISOディスプレイケースをセットします。蓋はパワーして外します。
水が流れるように、奥から手前にかけて傾斜をつけています。
ここで、ツノガエルの大福氏には少し避難してもらいましょう。
旧宅からシンボルツリーのガジュマルを引き抜きます。ハリーポッターのマンドレイクにそっくり…。
そしてセット。穴を掘ったところに入れて、上から優しく土をかけてあげます。うーん、マンドレイクの植え替えと同じダァ!
次に、シャワーパイプをコーキングガンで塞ぎます。今回は2本しか使わないので、それ以外を塞ぎました。穴を塞がないと、せっかくの濾過槽を活用できないので必ず塞ぎましょう。
配管はこのような形で、石組で支えていきます。コーキングガンで固定していましたが取れてしまいました。
正面から見るとこんな感じです。
石組完成しました。
苔を配置して通水してみます。いい感じですね!今回はハイゴケを使用しています。
4.完成図
お待たせしました!こちらが完成図になります!
こうして見ると、濾過槽となる土の厚みを実感できますね。
全体で16cmある陸地のうち、12cmがウェットゾーン、上の4cmがドライゾーンとなっています。
大福氏に入居してもらいました。ハイゴケとよく似た体色ですね…。
30分後、早速定位置を見つけたそうです。
5.その後
水質が安定したと判断したので、アクアリウム部分の作成にかかりました。
投入したのは以下の通りです。
白メダカ×2、レッドチェリーシュリンプ×5
ディスプレイケースの水量は約400ml程ですが、水槽全体では7リットルほどの水量になるので問題ないと考えています。
ウィローモスを石で沈めてレイアウトっぽくしています。小型照明を至近距離で焚いて、苔や微生物を食べてもらえれば良いなーと考えてます。当面は餌やりもしますが…。
それから、水槽の下に敷いているコンパネを強化しました。我が家では91cm×45cmのメタルラックを使用しているので、45cm×30cm×1.8cmのコンパネを下に敷いていたのですが、水槽の中央が浮くほどの湾曲が見られたため…
80cm×35cm×2.4cmのシナランバー板に変更しました!全く不安定さがなくなったので、やはり水槽台を使わない場合にかけるべき金の使い所と言った形ですね。
6.使用した商品のリンク一覧
1.水作 スペースパワーフィットプラス2Sサイズ
以上になります!
ツノガエルのアクアテラリウムは他のサイトでもあまり記載がなかったため、参考になれば嬉しいです!
それでは本日もありがとうございました!