山吹日記

趣味や日々の生活をまとめていきます。

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盛岡市動物公園ZOOMOで山歩き

こんにちは!

 

今回は先日お邪魔した盛岡市動物公園ZOOMOの様子について書いていこうと思います。

 

1.盛岡市動物公園ZOOMOとは

盛岡市動物公園ZOOMO(以下ZOOMO)は、岩手県盛岡市に所在する1989年に開園した動物園です。

https://zoomo.co.jp

入園料は高校生以外500円、その他は無料です!

65種類の生き物を飼育している園内は、丘陵の地形に沿って配置がなされています。

雰囲気は、東京都の多摩動物公園に近いですね!

アクセスは盛岡駅から車で20分、バスで40分ほどの所要時間です。駐車場も多く、満員になることはほとんどないでしょう。

今後改修工事が控えており、令和3年9月28日までの公開となります。再開園は令和5年春になる予定です。

 

2.園内の様子

案内の地図になります。

丘陵を蛇行しながら下っていくと終点であるアフリカ園へ1本道で行くことができます。

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坂を下るとゲートがあります。

この坂が地味にきつい…笑
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入門してすぐにニホンザルがお迎えしてくれました。
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少し進むと日本生態園です。里山で身近に見ることができる生き物が多く配置されていました。展示エリアに植栽が多く、動物本来の姿や行動を観察できるような工夫がされていると感じました。動物エンリッチメントを掲げている動物園なだけある!と言った感じです。

こちらはホンドテン。テンといえば白い冬毛が広く知られているかと思いますが、夏毛は野山に混じるような茶色です!私も初めてみて興奮しました。寝顔が可愛いですね。

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お馴染みのホンドタヌキ。

普段は道路の脇から顔を覗かせる存在ですが、こうしてマジマジと見ると可愛い顔立ちをしていますね。もふもふ感がたまりません。
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こちらはホンドキツネ。

キツネを野外で見たことはありませんが、キャンプ場などでみられたらいいなぁ…。当日はご飯のトウモロコシを加えて疾走していました。
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妻が撮影したショットです。可愛い。
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ニホンイノシシです。ぐっすりとおやすみ中でした。野外で見る彼らはなかなか凶暴そうなのに、この子は柔らかい雰囲気ですね。
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カナダカワウソ。現在ZOOMOではオスメス合計2頭のカワウソがおりますが、10月にオスのリッキーが故郷である釧路市動物園に里帰りするそうです。

こちらはメスのカエデかな?
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ピューマ。寝ていてもわかる怖さ。寝ている動物を見られるのも動物園の楽しみですね。
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ニホンカモシカ。かなり広い(小学校の200メートルトラックくらい)スペースに1頭だけ飼育されていました。仙人のような雰囲気でこちらを見下ろしていました笑
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こどもどうぶつえんの牛です。やや高齢個体なのか腰骨が浮き出ていましたが、人間に興味を持っているのか近づいてきてくれました。
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ラマ。キメ顔がカッコいい?ですね。

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エミュー。佇まいは本当に恐竜のようです。太鼓のような音を鳴らしていました。
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アカカンガルー。何をしているかは書きませんがお察しください。繁殖にも期待が持てそうですね!!!個体数も多く、賑やかな雰囲気でした。

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アフリカ園のアフリカゾウ。人間の子供が好きなのか、常に子供の方を向いていました。花を上手に使って干し草を食べており、歓声が上がっていました。
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ライオン。寝ているだけでかっこいいですね。20秒間くらい大あくびをしていたのですが、カメラの起動が間に合いませんでした…。
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ダチョウ。ダチョウといえば、高村光太郎の以下の詩が有名ではないでしょうか?

 

何が面白おもしろくて駝鳥(だちょう)を飼うのだ。 動物園の四坪半のぬかるみの中では、 脚(あし)が大股過ぎるぢ(じ)ゃないか。 頚(くび)があんまり長過ぎるぢゃないか。 雪の降る国にこれでは羽がぼろぼろ過ぎるぢゃないか。 腹がへるから堅パンも喰ふだら(ろ)うが、 駝鳥の眼は遠くばかり見てゐ(い)るぢゃないか。 身も世もない様に燃えてゐるぢゃないか。 瑠璃(るり)色の風が今にも吹いて来るのを待ちかまへえてゐるぢゃないか。 あの小さな素朴(そぼく)な頭が無辺大の夢で逆さかまいてゐるぢじゃないか。 これはもう駝鳥ぢゃないぢゃないか。 人間よ、 もう止せ、こんな事は。

出典:青空文庫(https://www.aozora.gr.jp/cards/001168/files/56694_55474.html)

 

悲しい詩ですが、ZOMOOのダチョウには当てはまらないようです。サッカーコート程のスペースに、同じくアフリカ出身のシタツンガ2頭と暮らしていました。

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タツンガ。アフリカ原産の鹿のような生き物です。実は、ニホンシカよりもホルスタインなどの牛に近い仲間になります。
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キリン。説明不要の大きさですね!ZOMOOの最奥に配置されていました。ZOMOOでは、キリン舎の30m程奥が行き止まりになっており、坂を登って引き返すことになります。
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園内にはシャトルバスが走っており、誰でも利用可能です。

 

3.感想

ZOMOOは、盛岡市内からのアクセスもよく、非常によく整備された動物園だと感じました。特に、動物エンリッチメントの考え方に基づき、どうすれば動物本来の姿を展示することができるのか。を追求した展示方法については関東圏の動物園から抜きん出ているところがあると感じました。これから長い休園期間に入りますが、再開したのちはまた元気な動物たちの姿を見に行きたいと思います!

 

それでは本日もありがとうございました!
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